「隠したい。でも、バレたらカッコ悪い。」
実際、男性がコンシーラー塗っているのが「バレた…」という失敗の多くは、色選びや塗り方のちょっとしたミスが原因。
逆に言えば、コンシーラーのポイントさえ押さえれば“誰にも気づかれずに”使えるアイテムです。
この記事では、リアルな失敗談→バレる原因→自然に仕上げるコツまでを、初心者でもわかるように解説しました。
「バレずに、清潔感だけ整える」
その第一歩を、ここからはじめてみませんか?
男のコンシーラーが【バレるのはどんな時?】
実際、“コンシーラーを使ってみたけど失敗した…”という人たちの多くは、ほんのちょっとした油断や思い込みが原因でバレています。
この章では、ありがちな“バレた瞬間”を5つのエピソードで紹介。
「うわ、これ自分もやりそう…」とドキッとしながら、“あなたは同じ失敗をしないように”チェックしてみてください。
クマ隠しに気合い入れた部長、笑いジワに真っ白なスジが…

週明けの朝、珍しくスーツも髪型もバッチリ決まっていた営業部の部長。
明らかにいつもより若々しく見えて、「あれ?」と思っていたら──会議中に笑った瞬間、目尻のシワに白い線がジンワリ入ってるのを発見。
本人はきっと「こっそりクマ隠し成功!」くらいに思ってたんだろうけど、厚塗りしたコンシーラーがシワにたまって“逆に目立つ”という落とし穴にハマってた。
▶“クマの正しい隠し方と、シワにたまりにくいアイテム”はここでチェック
朝イチでキメてきた新卒くん、午後には“ヒゲ周りが別の肌”状態に

朝から髪も服装もバチッとキメてた新卒くん。
いつもよりテンションもちょっと高め。 (たぶん今日、デートでもあるんだろうな…)と思っていたら──午後の会議でふと顔を見ると、口元だけなんか不自然…。
しかも、ヒゲのあたりがうっすらグレーっぽく透けてて、そこだけ色も質感も違う感じ。
たぶん、肌色のコンシーラーを“そのまま塗るだけ”にしちゃったんだろうな。
ニキビ隠しすぎた大学生、彼女に“シール貼ってる?”って言われた話

駅前のカフェで、大学生カップルが隣の席に座ってたときの話。
彼氏の方、肌がやけにツルッとしてて「お?」と思ったんだけど──よく見たらアゴに何かついてる。
彼女もそれに気づき、その部分を指差して「え、アゴにシール貼ってるの?」ってひと言。
彼は慌てて笑ってごまかしてたけど、ニキビにコンシーラーを広範囲に塗って、不自然さが出てしまったパターン。
シミ隠しに全集中した30代、午後には粉吹いて“逆に老け見え”に

昼過ぎ、商談先で名刺交換をしたとき。相手の男性の頬が不自然に白くカサついていて違和感。
肌の色と合ってないというより、質感がパサついてそこだけ完全に“粉ふき状態”。
あとで同僚がこっそり「たぶんコンシーラーでシミ隠したんだろうけど、保湿忘れたんじゃない?」と耳打ちしてきて納得。
乾いた肌にコンシーラーをそのまま塗った結果、午後には粉をふいて逆に目立つ展開に。
▶対処方法:コンシーラーを塗る前も【うるおい】が命
モテ肌狙った後輩くん、“そこだけツヤテカおでこ”で台無しに

Zoom会議中、「なんか今日、○○くんの額がピカってるね」と上司に軽くツッコまれたのが後輩くん。
後輩くんが焦っていたのは可愛かったけど、明らかにおでこだけ異常なツヤとテカリが出てた。
あとで聞くと「女性用のツヤ系コンシーラーの方が肌きれいに見えるっしょ?」と、よく考えずに使った結果らしい。
照明の下では“テカリ”と“健康的なツヤ”の違いがはっきり出るという教訓を、彼の顔が教えてくれました。
▶対処方法:ツヤを足すのはメイク男子になる時だけ
課長のほっぺに白ポツポツ?毛穴に入り込んだ“逆イチゴ現象”

打ち合わせ中、ふと向かいに座る課長の顔を見たら、鼻のあたりに白いポツポツが無数に浮き上がってて二度見。
毛穴が黒ずんで見える“イチゴ鼻”はよくあるけど、これは逆に白く目立ってるパターン。
たぶん、シミを隠そうとコンシーラーを広範囲に塗った結果、毛穴に入り込んで点々と白くなってる。
▶毛穴落ちの対処方法:ピンポイントで塗る
▶毛穴落ちの対処方法:肌を潤してから塗る
▶毛穴落ちの対処方法:肌の色と合わす
男のコンシーラーが【バレる原因は?】

コンシーラーがバレてしまうのには“ちゃんとした理由”があります。
ここでは、初心者がやりがちな“バレやすい5つの原因”をシンプルに整理しました。
色が合っていない
合わない色は“ここ塗ってます感”5割増し
コンシーラーが肌より白すぎればそこだけ浮いて見え、暗すぎればシミみたいに見える——
これは誰がやっても起こるシンプルな現象でが、特に初心者は“明るければ隠せる”と思いがち。
でも実は逆で“自然に見える色”もしくは”ちょっと暗めな色”こそが一番バレにくく自然に隠してくれます。
境界をぼかしてない
ピンポイントで塗っても、ボカしてなければ“境目”がくっきり。
コンシーラーをピンポイントで塗ることは必須なテクニックですが、境界をボカしていないとバレるリスクが高まります。
初心者ほど「塗ること」に意識が向きがちですが、“ボカすこと”こそ仕上がりの9割なんです。
肌が乾燥しすぎている
乾燥した肌にコンシーラーを塗ると、時間が経ってパサついたり粉を吹いたり。
これが“午後になってバレる”典型パターン。コンシーラー自体は悪くなくても、土台の肌コンディションが整っていないと、せっかくの隠したのに逆効果になってしまいます。
初心者にありがちな“スキンケア省略”こそが、一番もったいないミスです。
▶ 対策方法⇒:コンシーラーも準備が9割
女性用のコンシーラーでテカり発生
男性ってお化粧しないですよね
女性用のコンシーラーは、お化粧をする前提で設計されていることが多く、仕上がりにツヤ感をプラスするタイプが主流です。
一方で、男性はお化粧をせず、肌に直接塗ることがほとんど。
そのため、女性用のコンシーラーを選んでしまうと、そこだけやけに光って見えて“塗ってます感”が強調されてしまいます。
厚塗りすぎて違和感
「しっかり隠したい」が仇に。
厚塗りした部分は肌の質感かけ離れ、逆に“そこだけ不自然”に見えてしまう原因に。
コンシーラーで完璧に隠す必要はありません「足りないかな?」くらいが、自然に見える。
素肌感が残っているのがバレないコツです。
男のコンシーラーが【バレない使い方】⑤STEP

「バレるのは怖いけど、うまく使えたらきっと便利。」そんな思いでここまで読んできたあなたは、もう“失敗する側”ではありません。
このセクションでは、バレにくく、仕上がりもキレイに見えるための使い方を⑤ステップで解説します。
- 皮脂を取り肌をキレイにする
- 肌をうるおす
- チョン塗
- 境目をボカす
- 最終チェック
難しいテクは必要なし。ちょっとしたコツだけで、印象はちゃんと変わります。
①まずは皮脂をティッシュでオフ
肌に皮脂やヨゴレが残ったままだと、カスが出たりキレイに馴染まなかったり。
ペンキを塗る時に塗装面が汚れていると、ペンキとホコリが混じって汚く仕上がった経験はないですか?
顔面も汚れていると、コンシーラーと皮脂やヨゴレがまざり【消しゴムのカス】みたいなモノが発生する場合があります。
コンシーラーを塗る場所が皮脂で汚れていると軽くティッシュで押さえて“余分な油分”を取ってからの方が、グッと仕上がりが安定します。
②化粧水1プッシュで肌を潤す
乾いた肌に塗ると、時間が経つほど“割れ”や“粉吹き”のさらには毛穴落ち原因に。
肌がカサカサのままコンシーラーをのせると、密着しづらく、午後には“塗った感”が悪目立ち。
ここで大事なのが、コンシーラーを塗る前の肌の保湿。
コンシーラーと相性が良かった化粧水

③悩みの部分だけに“ちょん”と塗る
森の中に枯れた木が1本あっても、気にならない
コンシーラーも森と同じで“ちょん”とピンポイントに塗れば、意外と目立たないものなんです。
クマ・ニキビ・シミを広範囲で隠そうとすると逆に目立つ。
塗る範囲が広がるほど、「あれ?なんかそこだけ違くない?」ってバレやすくなるんですよね。
④指でトントン→境目をぼかす
“塗った場所”がバレるのは、“境目”がはっきりしてるから。
塗ったあと、そのまま放置せず、境目を指でトントンと軽くたたいて“ぼかす”のが自然に見せるコツです。
このとき、こすってボカすのではなく、指の腹でやさしくトントンボカすのがポイント!
塗った面も一度【指でタッチする】ことで、コンシーラーが肌になじみバレにくくなります。
⑤窓辺と室内灯の下で馴染み度チェック
仕上がりの確認は“光の下”で行うと失敗しにくい。
薄暗い室内や蛍光灯や最近多いLED照明では、コンシーラーの反射の仕方(見え方)が全く違います。
だからこそ、塗ったあとに“太陽が直接当たる窓辺”や“照明の下”でチェックすると、思わぬ馴染み不足や違和感に気づけます。
注意:広い範囲はBBクリームにチェンジ
隠す範囲が広いと、コンシーラーだけで自然に仕上げるのは難しい。
たとえば、クマやシミが顔全体に広がっている場合は、コンシーラーでピンポイントに隠すよりもBBクリームで全体を整えた方が断然ラクでキレイに見えます。
たとえると、細かい筆で画用紙を塗りつぶすより、ローラーで一気に塗った方がムラなく仕上がるのと同じ。
【素肌っぽく仕上がる】からバレずに使えるBBクリーム

男のコンシーラーの【バレにくい選び方】

コンシーラーは、隠したい悩みによって使い分けが必要。
ニキビ、シミ、クマ、ヒゲ──それぞれに合ったタイプを選ぶだけで、バレにくさが120%UP(笑)
肌色に合わせて色を選ぶ
肌とコンシーラーの色が合っていないと、それだけで違和感があり“バレバレ”
隣の人と肌の色を比べてみてください、全然違いますよね。
ただ、コンシーラーはピンポイントに塗るのでそこまで色選びに神経質になる必要はありませんが、色のバリエーションがアリ、選べる場合はより肌に近い色を選びましょう!
カラーバリエーションがあるメンズのコンシーラー

目元のクマは液状タイプでシワたまり防止
よく動く目元には、薄く&やわらかくフィットする液状(リキッド)タイプが正解。
固めのコンシーラーを使うと、笑ったときにシワにたまってシワが協調されてしまうことも。
目の下の皮膚は乾燥しやすい上に良く動く場所だから、のびがよく薄く塗れるリキッドタイプが安心です。

ニキビはスティック型でピンポイント隠し
リップのようにポケットに入り、いつでもしっかり隠せる
固めのコンシーラーでニキビやシミをしっかりと隠せるのがスティック型の特徴。
いつも使っているリップのようなスティック型なので、テクニック必要なし。
赤みや盛り上がりがあるニキビにも、輪郭をぼかしやすくてバレにくく仕上げられます。

青ヒゲはオレンジコンシーラーで青みを消す
ヒゲの“青み”には、肌色ではなく“オレンジ”で打ち消すのが鉄則。
これは“補色効果”といって、ヒゲの青みをオレンジが中和して見えにくくする仕組み。
「肌色でがんばって隠す」と、厚塗りになり目立ってしまうこともあるので要注意。

シミはクリームタイプでしっかり密着カバー
しっかり隠したいシミには、カバー力のあるクリームタイプが◎
液状のリキッドタイプだと薄くなりがちですが、クリームなら狙った場所に“とどまってくれる”安心感があります。
その分、素材が重いので“厚塗りになりすぎないように”ごく少量をチョンと塗るのがポイント。

スティックタイプでもしっかりカバー

まとめ|“バレる不安”より、“自然に隠せた”実感を

「バレたらどうしよう」
それがコンシーラーを使う前の、一番のブレーキだったかもしれません。
でも、“ほんの少しの準備”や“選び方・塗り方のコツ”だけで自然に仕上がり、ほとんどの人に気づかれないレベルまで持っていけるということ。
メイクは自己表現…なんて大げさな話じゃありません。
臭いものにフタをするだけです(笑)
見た目にも気を使っている人と、気を使っていない人だったら、どちらの好感度が高いか?
その基準だけでいいじゃない。
✅ 今日のまとめ
- バレる原因は、“色・量・質感”のちょっとしたミスだった
- 未経験者でも自然に使えるステップは、ティッシュオフ・1プッシュ保湿・ちょん塗り・ぼかし
- 悩みに合わせた選び方ができれば、ほぼ“バレない仕上がり”になる